アーユルヴェーダ治療の基本は、身体の浄化作用と活力回復に働きかけることです。アーユルヴェーダでは、「アーマ」と呼ばれる毒素が体内に蓄積し、さらに長年にわたる不健康な食生活、消化力の低下、不完全な老廃物の排出、睡眠不足、環境汚染、ストレスが、トリ・ドーシャのアンバランスを招く原因であると考えます。また、体内に蓄積した毒素が、健康障害を引き起こすこともあります。
アーユルヴェーダ治療の目的は、身体の特定部位の毒素を集めて、そこから蓄積した有害物質を体内から押し出すことです。いったん身体が浄化されると、活力回復の恩恵を享受できる状態になって、永続的に健康状態を維持することが可能になります。
アーユルヴェーダ治療は、2つに大別することができます。
シャマナ治療法 − 症状が顕著になった病気を治療し、管理していきます。アーユルヴェーダの薬や配合薬の種類は、ハーブやミネラルを含有した製剤、生物製剤(ギーなどのタンパクで形成)を含めると数千種類にものぼり、それらは病気の管理と治療を目的に、個別または複合処方されます。西洋医学では治療が困難な病気や疾患に対して、アーユルヴェーダ治療の効能は、目を見張るものがあります。
ショーダナ治療法 −体内の浄化療法。病気の治療と予防だけでなく、より大事なのは健康増進と長寿を達成することです。浄化療法は、3つの段階に分けて、2〜3週間かけて実践されるのが理想です。2週間以上滞在することができないお客様には、ヘルス・センターに常駐する専門医が、身体の状態を判断して、最も優先度の高い浄化療法を取り入れた治療プランを立てていきます。
したがって、1週間以下の滞在のお客様は「アーユルヴェーダ入門」、1週間以上滞在されるお客様は「アーユルヴェーダ体験」を受けることができます。
浄化療法は、3段階に分けて行なわれます。
プールヴァカルマ(浄化療法の前処置) − パンチャカルマの準備として行います。
プラダーナカルマ(メインの浄化療法) − 5種類の浄化療法 (パンチャカルマ)
パシチャートカルマ(浄化の後療法) − 元気回復のための療法
各種療法を組み合わせて、お一人おひとりの治療プランを作ります。